アメリカに関するニュース
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 NHK |
米 制裁連携で日韓に高官派遣へNHKアメリカ政府は、イランと北朝鮮への制裁の強化に向けた連携を呼びかけるため、来週、国務省と財務省の高官を日本と韓国に派遣すると発表しました。 国務省のクローリー次官補は29日の定例記者会見で、イランと北朝鮮に対する制裁について協議するため、国務省で核拡散 ...and more » |
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人形アクション映画「チームアメリカ」DVDです。 マリオネーション「サンダーバード」へのオマージュ!! ではありますが。 ただのリメイク風ではないのであります。 ...

北朝鮮のミサイルと日本とアメリカと。
... 日本やアメリカの強硬姿勢とは異なる対応を北朝鮮に示してきました。 また韓国だけでなく、日本やアメリカにもそうした不安を抱く人は少なくなく、それ故にこそ北朝鮮の「瀬戸際外交」は有効な手段となってきたのです。 ...

アメリカのトラの尾を踏んだ小沢一郎失脚を狙った国策捜査!?
... 小沢代表のアメリカに対する一連の発言やかんぽの宿疑惑に絡んだ郵政民営化見直し論が渦巻く中、アメリカにとってなにかと厄介な小沢一郎を失脚させ、アメリカの目論んできた郵政資産の収奪を確実のものとする為にアメリカが仕掛けた動きに見える。 ...

アメリカの電圧
木工関係の個人輸入はほとんどの人がアメリカからと思います。 そこで、アメリカの木工を扱っているメーカのPower Toolの電圧仕様を調べてみました。以下です。 赤字は、そのメーカでほとんどを占めている数値です。 ...

アメリカディズニーリゾートのグーフィ
アメリカ カリフォルニア ディズニーランド 二男とお友達たちは 先日、ディズニーランドホテルロビー前で グーフィに 遭遇♪ 楽しくグリーティングタイム。 東京ディズニーランド 香港ディズニーランド ディズニーシー そしてこの アナハイム ...

アメリカ旅行記
アメリカ/オーランドそしてメキシコ12日間 ★③カンクンでカリビア~ンな休日<その1>★(by vivyさん)
アメリカでのちょい用も終わったことだし、お次はいよいよメインイベント、カリブの休日を過ごしにやって参りました^0^/
今回は、かねてより泊まってみたかったオールインクルーシブリゾート「THE ROYAL in cancun」に
4泊5日♪
お部屋のカテゴリーは Royal Junior Suite Oceanfront☆
ビーチがそれはそれは美しいと評判のチャックモールビーチに面したいい感じなホテル。
旦那ちゃんは二度目ですが、vivyは初カリブ海で初メキシコ。
世界遺産「チェチェンイッツァー」も楽しみ☆
そして何を食べても美味しいというメキシコでのごはんも楽しみ☆☆
海外リゾートは2年ぶり! 思いっきり満喫しちゃいます♪
ストーリー(アメリカ編⑤)(by macteenさん)
ラスベガスのカーニバルを終えた僕は、二日間ほどカジノで遊びまわった。
一攫千金を夢見たけれど、結局は小さく二百ドルだけ勝ち、ちょっと洒落たレストランに行ってステーキを食べ、コロナビールをたらふく飲んだ。
宿までの帰り道、僕は上機嫌でストーンズの『タイム・イズ・オン・マイサイド』を口ずさみながらダウンタウンを歩いていた。
すると、身なりの汚い老人が話しかけてきた。
ドロや埃にまみれているせいか、服と皮膚、髪の毛までが同じような色に見える。
「おい、若いの。少しでいいから小銭をくれないか」
僕は、財布の中の小銭をあげようかと思ったが、こんな時一人にあげると他の奴らも集まってくる。
隙を狙われ、集団で襲われるかもしれない。申し訳なく思いつつも、僕は足早にその場を立ち去った。
路上の男は、死ぬまで、その日のパンのことを考え生きるのだろうか。
一方、カジノにいた富める人間は、その人生を、富を増やし続けることに命を捧げるのだろうか。
ラスベガスでは、夢と欲望が休むことなく消費される。
ピラミッドの頂上にいる人間は、下を蹴落とすために目を光らせ、必死に上方を睨むチャレンジャーは、ひたすらチャンスを伺う。
終わりのない富の奪い合いの末、毎日何人もが暗闇の中で殺される。
新聞には、明け方に路地裏で発見された射殺体について、小さな記事が載っている。
数行で片付けられる男の死の裏には、ひとつの小説に足るドラマがあったのかもしれない。
僕は、金は欲しいけれど、できる限り金のことを考えずに生きたかった。
僕が考えていたいのは、これからの旅に、どんなストーリーを綴るかということだけだった。
翌日、二日酔いのままバスに乗り込み、アリゾナのチューソンへと戻った。
十日程前に見た何百というトラックの群は、すっかり遊園地へと姿を変えていた。
カーニバルは、完成していたのだ。
カーニバルには、おおまかに三つの仕事がある。
一つ目は、ジェットコースターや観覧車などの操作をする『ライド』(乗り物)。
二つ目は、僕がラスベガスで働いていたような『フード』(飲食)。
そして三つ目、『ゲーム』こそがカーニバル特有のものだった。
僕は、てっきりまた『フード』で働くことになると思っていたのだが、ヒッピーに命じられたのは、ゲームのジョイント(屋台)だった。
「若僧(キッド)、おまえはミニ・バスケットのジョイントで働いてくれ」
「それ、何なんですか?」
「バスケットボールのゲームで、呼び込みをするんだ。きっとフードより楽しいぞ」
ゲームは、日本で言えば、祭りに出店している射的や輪投げの屋台みたいなものである。
だが、その規模は屋台よりも大きい。
鉄パイプの資材を骨格にした広々としたテントは、赤や黄の派手なストライプ柄のカバーで覆われ、内部にはしっかりとしたゲーム設備が備えられている。
八畳間くらいのスペースはあり、四~五人が働ける広さだった。
すべてのゲームには賞品があり、客はゲームに勝てば賞品をもらえる。
何かに挑戦することを美徳とするアメリカ人にとって、ゲームはカーニバルの醍醐味なのだ。
そして、ゲームで働く僕らカーニーの仕事は、 いかに彼らを煽(おだ)て、賞品を取られずに多くプレイしてもらうかということだった。
そして、良しか悪しか、一緒に働くことになったのは、またまた変わった連中だった。
僕の同僚(ブラザー)は四人いた。
一人目は、ヒスパニック系のニック。
十八才になったばかりの悪童だ。
背はどちらかと言えば低い方だけど、凛々しい口髭と青茶色の瞳を武器に、客の女の子をナンパするのが趣味だ。
ヒスパニック系の2PACシャカールといった雰囲気を持つ。
ニックの両親は共にカーニーで、すでに十年以上働いているらしい。
ニック自身も、高校を退学になってからずっとカーニバルで働いている。
退学になったのは、教室でマリファナを吸っていたのを教師に見つかったからだ。
その後、一度ピザのチェーン店でアルバイトをしたようだが、さぼっているところを店長に見つかり、口論になった挙句ピザソースをぶちまけてクビになったらしい。
ニックはカーニバルにいても問題行動が多かったが、なぜか僕とはウマが合った。
彼はヒップホップが好きで、Ice-Tとスヌープドックを崇拝していた。
特にスヌープドックに関しては全て歌詞を覚えていて、彼特有の言い回し「Yo shizzle Ma nizzle」がいかにクールかと説いた。
酒を飲み酔っぱらうと、僕のことを「ファッキン・ニップ」と呼びケンカになったが、それ以外はうまくやっていた。
二人目は、クレイジーエディ。
名前の通り、彼はクレイジーである。
レッチリのフリーに似ていて、とにかく格好が汚い。
カーニバルから支給された真っ赤なポロシャツは、洗っていないために錆びたポストのような色になり、週に七日は穿(は)いている半ズボンのジャージは、ゴムが切れてよれよれになり、ずり下がっていた。
しかもエディはパンツを穿(は)かないため、いつも汚い半ケツが顔を覗かせていた。
不潔極まる身だしなみもそうだが、彼の行動もまた、クレイジーだった。
急に鼻息が荒くなり、動物のような仕草で体を掻きむしる。
トラックの中など狭いところにいると突然、「落ちる落ちる!」と叫びだした。
ニックはそれを聞いて、「おぉ、そうだろ、地獄に落ちるんだろ」と野次を入れてからかった。
僕は、唖然としてその様子を見ていた。毎日のようにその情景を目の当たりにし、次第に自分の道徳観が欠落していくのを感じた。
三人目はジェフという中年の男だ。
カナダ出身で、ベーブ・ルースのように身体がでかい。
だが、でかいのは身体だけでなく、態度もだった。
彼はジョイントのリーダーでもないが、とにかく仕切りたがり屋で、僕らはみなうんざりしていた。
むさ苦しい口髭の下から発せられる言葉は、利己的な満足に溢れていて、それは高校時代にいた空気の読めない歴史の教師を思い起こさせた。
僕はできるだけ楽しく仕事がしたかったが、彼は事あるごとにそれを邪魔した。
最後、四人目は、ショーティ(shorty)と言う、名前の通り小さな男だった。
背は一五〇センチ程度しかないだろう。
彼は、「アメリカ人はでかい」という日本の固定観念をぶち壊してくれそうだ。
顔は、マイケル・J・フォックスに似てなくもない。
年はまだ三十を過ぎたところだが、酒とタバコをやりすぎたせいか随分老けて見える。
話好きで、新入りの僕にも真っ先に話しかけてきた。
そんなショーティは、僕の名づけ親だった。
「おいフィッシュ(新入り)、名前はなんて言うんだ?」
「シンイチロウ、マキタです」
「なんだって?」
「いや、だからその、マキタでいいです」
シンイチロウという名前をはっきり言える外国人は少ない。
覚えてくれるのは、よほど興味を持ってくれる物好きか、言語フリークのどちらかだろう。
「そうかそうか。じゃあマキータにするか。いや、マッキータ、いや、マックティーンがいいな」
「はぁ」
「んで、どっから来たんだ?」
「日本ですよ。東京から二時間くらい離れた群馬って言う……」
「はっはー、そうかそうか。トウキョウ。おまえは、トウキョウから来たマックティーンだ!今日からおまえの名前は『トウキョウ・マックティーン』だベイべー!」
「おい、ちょっと」
僕の静止も聞かず、彼は勝手に決めたネーミングを広めて回った。
「ようみんな。こいつは、『トウキョウ・マックティーン』って言うんだ。よろしくしてやってくれ」
大袈裟なネーミングで紹介されるのが恥ずかしかったが、次第に、悪くもないかと思えるようになった。
こうして僕は、『トウキョウ』もしくは『マックティーン』と呼ばれるようになり、アリゾナでのカーニバル生活を始めることになった。
ストーリー(アメリカ編④) (by macteenさん)
コールドジョーに店を追い出された僕は、「あいつ、一体何様のつもりなんだ」 と独り言を垂れながら店を離れた。
やり場のない気持ちがこみ上げてくる。
たまらなくなって、フードブースの脇にあるゴミ箱を思い切り蹴飛ばした。
「ちょっと、何あのカーニー。頭おかしいのね」
嫌なものを見るような視線が、近くにいた白人の女から注がれる。
居場所をなくした僕は、遊園地の中をとぼとぼと歩き、やがてメリーゴーランドの側にあるベンチに腰をかけた。
夜のカーニバルは綺麗だ。
様々な色のネオンがきらめき、幻想的な空間を作り出す。
目の前では、メリーゴーランドの馬車や木馬に乗った子供たちが無邪気に笑っていた。
しかし、その笑い声は、どこか遠く離れた別世界のもののように感じられた。
ベンチの上でぼーっとしていると、見回りをしている現場監督に声をかけられた。
僕はカーニバルで唯一のアジア人だし、ファネルケーキのエプロンを腰に巻いていたため、目立つのだろう。
「おい、若僧(キッド)。こんな忙しい時間に休憩か?」
「いや、休憩したいわけじゃないんですけど」
「じゃあなんだ。早く仕事に戻れ」
「いや、それが……」
僕は仕方なしに理由を話した。
「何言ってんだ。コールドジョーには店をまかしてるが、ここの現場監督はおれだ。おまえはヒッピートムの紹介で来たんだろ?クビにはしないさ。近頃、コールドジョーの扱いには困っているんだがな」
ふぅ、助かった。
だが、僕は安心したと同時に、またファネルケーキで働くのかと思い、ひどく憂鬱な気分になった。
「監督、もしよかったら、ファネルケーキじゃなくて、隣のワタアメの店で働けないですかね?」
僕は、隣のワタアメの店で働きたかった。
そこには、アリゾナから車中を共にしたマリオや、ヒラリー・ダフみたいな若い女の子も働いている。
こんな男だらけのファネルケーキより、そっちの方がよっぽど楽しいに決まっている。
しかし、監督はご親切にもコールドジョーを説得してくれ、僕は再び男一色のファネルケーキで働くことになった。
そして、仕事に戻った僕は、コールドジョーの嫌味な視線に耐えながら、店の端っこでひたすら見学した。
そして、夜中になってカーニバルは終わり、長い長い一日を終えた。
店の片付けを終えた時、すでに時刻は夜の一時を過ぎていた。
初日はさんざんだったものの、二日目、三日目になるに連れて、僕はパシリを完璧にこなせるようになり、次第に店の注文も取れるようになった。
最初は、僕のことを嫌っていたコールドジョーも、次第に仕事をまかせてくれるようになった。
僕は純粋に嬉しかった。
一緒に働いていた黒人のロニーと、マークじいさんもよく話しかけてくれるようになった。
「なんだ、おれ、アメリカでもやってけるじゃん」
調子に乗った僕は、冷蔵トラックへ材料を取りにいくときは、阿呆のように走った。
それを見て、バイキング(海賊船のアトラクション)の操作をしている黒人カーニーが叫んだ。
「おい、見ろよ!ジャパンから来た少年が、いずれカーニバルを乗っ取るぞ」
こうして、僕は徐々にラスベガスのカーニバルに馴染んでいった。
そして、瞬く間に一週間が経った。
少しずつ、毎日の仕事が楽しくなってきたところだった。
だがそんなとき、アリゾナにいる「ヒッピートム」から連絡があり、アリゾナで働けるからそっちへ戻るようにと言われ、ラスベガスを離れることになった。
カーニバルを去るとき、多くの仲間が見送ってくれた。
「またここで働きたくなったら、いつでも戻ってきていいからな」
社交辞令かもしれないが、僕は嬉しさのあまり唇を噛みしめた。
何しろ、ラスベガスでの一週間は、数か月のように感じられたのだ。
恐れや不安、喜びや充足感、あまりにも多くの感情を味わった。
気持ちの振れ幅は、心拍計のグラフのようだっただろう。
毎日、数時間しか寝る暇はなかったが、よくやったじゃないか。
初対面では悪人に見えた彼らの顔は、今では人懐っこい故郷の友人のようだった。
アメリカ社会の隅っこに、自分の居場所ができた気がした。
僕は、みなと握手をし、別れを惜しんだ。
しかし、コールドジョーは、最後の最後まで冷たかった。
ストーリー(アメリカ編③) (by macteenさん)
ラスベガスへの出張には、僕を含め三人が派遣されるようだった。
アリゾナからラスベガスまで、車で約八時間。
夜に出発して、翌朝に到着する予定だ。
汚いワゴンを運転するのは、小柄で大げさな口髭を生やした男だった。
スーパーマリオのような顔をしている。
助手席には、太ったオレゴン出身の男。
後部座席は外され、タイヤや作業着、工具が散乱していた。僕はがらくたの中に身体を横たえた。
どっと疲れを感じ、気がつくと、まどろんでいた。
ワゴンはアリゾナからネバダへ向けて北上いた。
「おい、小僧(キッド)、起きろ」
何時間か経ち、運転席のマリオに起こされた。すっかり夜中だ。
車はネバダ山脈を越えたところで、遠くに光の海が見えてきた。
うっすらとした光の布を幾重にも被せたようだ。
「あれが、ラスベガスだ」
見たこともない夜景を目の前に恍惚とした僕は、マリオの呼びかけに間抜けな相槌しか打てなかった。
ワゴンは光の海へ、ゆっくりと国道を降りていった。
朝、目覚めると、既にカーニバルの駐車場にいた。
大都市の中かと思いきや、周りには途方もない荒野広がっている。
カーニバル自体も、規模はそれほど大きくはなく、浅草の花屋敷程度だろうか。
聞いてみると、ここはラスベガスから三十分以上車で離れているらしい。
どうやら、仕事の後にカジノでストレス解消、というわけにはいかなそうだ。
――ちっ。いつか抜け出してカジノに行ってやるぜ。
そう思ったのも束の間、早速、仕事が始まった。
マリオは以前もラスベガスのカーニバルで働いた事があるらしく、こっちの現場監督に僕を紹介した。僕を見て、人の良さそうな現場監督は言った。
「あぁ、おまえがヒッピーが言ってた日本の小僧(キッド)か。カーニーになりたいなんて、変わった奴だな」
僕は、カーニーという言葉の意味がわからず、ぽかんとした。
「カーニーってのは、カーニバルで働く人間のことだよ。おまえは、今日からカーニーだ」
僕が働くことになったのは、”Funnel Cake”の店だった。
このファネルケーキというのは、ホットケーキミックスを油であげて、パウダーシュガーをかけたお菓子だ。
手のひら程度の大きさで、円形をしている。
何カ月か食べ続けたら、すぐ肥満体形になれそうだ。
店では、この他にコーラやホットドックなどの軽食も扱っていた。
ファネルケーキで働くのは、僕を含め四人だった。
リーダーは、コールドジョー(冷たいジョー)と呼ばれている全身タトゥーの男。
彼には表情がまるでなく、僕は彼が笑ったのを見たことがなかった。
「ランボー」のシルベスター・スタローンみたいな、圧倒的な無表情だ。
他には、八年間の囚役を終えたばかりの黒人ロニーと、既に六十を過ぎたマークという白人のじいさんだった。
十分にアウトローな容貌をした二人も、常にコールドジョーの機嫌を伺っている様子が見てとれた。
僕はアメリカで働くのは初めてだったが、ここが健全な職場ではないことはすぐに察した。
「おい、ガキ」
コールドジョーが言った。
「おまえの仕事はパシリだ。どうせ、それしかできねーだろうしな」
「…はい」
「じゃあまず、冷蔵庫のトラックに氷の袋があるから、それをとってこい」
彼はいつもこんな調子だった。
彼の横柄な態度に腹が立ったが、グッとこらえた。ようやく仕事にありつけたのだ。
さっさと仕事さえ覚えてしまえば、こっちのものだろう。
僕は彼に怒鳴られながらも、店と、そこから百メートル程離れた冷蔵トラックの間をひたすら往復した。
最初のうちはミスを連発していたが、次第になんとかこなせるようになった。
「はは、今日でパシリは卒業してやるぜ!」
店は忙しく、朝にカーニバルがオープンしてから、客足に絶え間はなかった。
「コーラのLサイズ二つ!」
「プリッツェルの塩味と、ファネルケーキに、ジャム乗っけて」
そうした客の注文に、ロニーとマークじぃさんは忙しそうに対応していた。
コールドジョーは、狭い厨房で無表情にファネルケーキを揚げ続けていた。
僕は必死に観察し、仕事の手順を覚えた。
居心地の悪い仕事場で、僕はひたすらパシリを続けた。
そして、夕方になるとカーニバル中のゴミ袋を集めて回る。
至る所に設置されたゴミ袋はドラム缶のように大きく、口を縛るとサンタクロースが担ぐ白い袋のようだった。
だが、そこに詰まっていたのはプレゼントではなく、残飯と廃棄物だった。
カゴから袋を取り出す度に、ゴミから溢れた炭酸水やケチャップが衣服にかかり、ベトベトになった。
大きなゴミ袋を抱え、カーニバルの外れの廃棄場に持っていく。
汚水と廃棄物にまみれて、とてつもなく無力だった。
これから何か月、こんな生活を続けるのだろうか。砂漠の中に落ちていく夕陽が、ひび割れた心の隙間に染み込んだ。
店は夜になるに連れどんどん忙しくなった。
コールドジョーは、それと同時にいらいらし、早口で「あれをとってこい。これをとってこい」と命令した。
彼の英語は非常に聞き取りにくかった。
というのも、僕が愛するのはイギリスのクイーンズイングリッシュで、彼のナマりのある南部の英語は僕には苦痛だった、
訳ではなくて、実際はただ単に僕の英語力が足りないだけだった。
そして、店の忙しさがピークに達した時、彼は僕にファネルケーキを作るため粉を取ってくるよう命令し、僕は間違えて別の物を持ってきてしまった。
「サノバビッチ、それじゃねーだろ!」
そう言った瞬間、怒ったはずみで、彼はファネルケーキミックスが入ったバケツを自らの足で倒してしまった。
この忙しさの中で致命的自滅。
「うおぉー!」
コールドジョーの眉間の皺が、小刻みに震えるのがわかった。
そして次の瞬間、彼は両手で僕を突き飛ばした。
「もう、てめーなんかいらねぇ。クビだクビ。いらねぇんだよ」
――こぼしたのは自分じゃねぇか!
僕はそう言い返そうと思ったが、彼がこれ以上怒るとまずいので、必死にこらえた。
「いや、悪かったよ。掃除してまたケーキミックス作ろうぜ。ほら、お客さんも待ってるしさ」
「うるせー。さっさと出てけ。くそったれが」
言い返す間もなく、僕は一方的に店を追い出された。
こうして、僕は初日にいきなりクビになってしまった。
ストーリー(アメリカ編①)(by macteenさん)
「よう、ノーフューチャー君!」
大学生の頃、よくこんな言葉を投げかける奴がいた。
彼は、僕が大学を卒業して、就職もせずに世界旅行に出発することをバカにした。
彼が言うには、旅から帰ってきた僕には就職先もないだろうし、新卒という一生に一度のチャンスを捨てた僕は、人生坂を転げ落ちていくだろうと言った。
しかし、僕は彼が説く、堅実な将来設計やブランドの価値、そういったものにまるで興味がない。
ユーモアの欠片もない奴らに、「こういう生き方をすれば、幸せになれますよ」と力説されても、なんだか冷めてしまうのだ。
慌ただしくベルトコンベアーに乗りこむ彼らを尻目に、むしろ逆方向に突っ走ってやろうじゃないか。
というわけで、僕は当然のように、旅を選んだ。
こんなことを言うと、「なぜ旅をしたいのか」なんて聞かれるけれど、それはそれで困ってしまう。
『好き』なことに、理由なんてありゃしないからだ。
世の中は、いつも理由を欲しがる。
キャリアアップのため、今の流行りはこれだから、自分に合ってそうだからと。
だけど、『好き』という気持ちを、わざわざ言葉という媒体に落とし込む必要はない。
好物の食べ物や、落ち着く場所、暇があればしてる事、そして恋人まで、なぜ好きかなんて、上手く説明できないことばかりだ。
でも、やっぱり好きなのだ。
最も悲しい事は、年を取るにつれ、多くの人間がその感覚を忘れてしまうことだ。
そして、世間が認める、それなりに価値があることに、自分の人生を浪費してしまうのだ。
旅をしても、何かがあるとは限らない。
むしろ、何も無い事を確かめに行くのかもしれない。
旅はきっかけを与えてくれるだけで、何かを変えてくれはしない。
それでも僕が旅をするのは、それが僕にとって家族や恋愛や友人と同様、人生に当然のようにあるべき出来事の一つだったからだ。
誰かが作った常識に囚われ、後悔ばかりの人生をおくっても、誰も後で弁償してはくれない。
誰かの夢を批判するのはいつも、自分でストーリーを作れなかった人間だ。
履歴書に空白を作らないこと、ステップアップして都内にマンションを買うことが未来なら、僕は喜んで「ノーフューチャー君」になってやろう。
そう心に決め、僕は大切な人たちにしばしの別れを告げた。
アメリカの画像